2/24 区民に一部”自由な予算”を渡す取り組みは是か非か (上田かずきのPickup News)

本日のPickup

岸本聡子杉並区長、使い道募る「参加型予算」導入 都内市区町村で初
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d1f29eae653daee1b9e327de32ab7ab98995572

上田かずきのワンポイント解説

都内の市区町村ではじめてとなる「参加型予算」の導入を品川区が決定しました。
これだけ聞くと”いいかも!”と思われる方も多いと思いますが、私はやや反対の立場にあります。
理由は3点。1つ目に、忙しい市民が果たして参加型と言われても、それをきちんと意思決定するのに必要な時間を確保できるか不透明なこと。(結局、一部の人が決める…となりかねない)
2つ目に、予算規模が小さく、事務費用とのバランスを考えると効率が悪いこと。(今回でいえば、1500万円だけですからね…)
そして3つ目は”そもそも投票率100%に向けて取り組むほうが、意義があるのではないか”と感じるためです。
私たち政治家は、市民の代表者として、このように毎日ニュースを仕入れ、考え、対話に繋げていく仕事と言えます。
もし予算を参加型でやるなら、そもそも政治家の存在意義は?となりかねません。
これは既得権益を守るべき、とは全く違いますので念のため。「餅は餅屋、政治は政治家」が正しい姿である以上、投票率を上げることが、全部の予算に参画することにつながると思うのですが、皆さまいかがでしょうか。

日本維新の会 上田かずき

関連記事


TOP
TOP