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「らくらくホン」民事再生法適用申請 負債総額1431億円
https://mainichi.jp/articles/20230530/k00/00m/020/126000c
上田かずきのワンポイント解説
東京都中央区議会議員（日本維新の会）上田かずきです。
本日は一見すると伸びそうな“高齢者スマホ”会社が民事再生した、というニュースを取り上げます。
コロナ禍により生活環境が変化したことで、買い控えやまとめ買いなどの消費行動にも影響し、市場動向が大きく変わりました。消費行動の変化によって、3年間の自粛期間の間に成長した企業もある中、残念ながら低迷した企業も存在しています。
どれだけ知名度が大きくても、どれだけ有名な商品を持っている企業であっても、時代の変化に対応出来なかった場合は淘汰されてしまいます。今回は円安の結果、部品調達コストが増加したことに耐えられなくなり、民事再生に追い込まれてしまいました。どれだけ売り上げがあっても、支出コントロールが失敗すると、企業は立ち行かなくなります。
これは、実は行政も同じです。いくら税収が多くても、固定支出が多ければ、景気の波に耐えられません。
行政も時代の変化に柔軟に対応できるよう、過年度からの継続予算について、しっかり見直しをかける時期に来ていると感じます。
日本維新の会 上田かずき