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ユニクロの柳井氏、ソフトバンクの孫氏…「カリスマ社長」がいつまでも引退しないことによる、あまりにも大きな代償
https://gentosha-go.com/articles/-/48744
上田かずきのワンポイント解説
東京都中央区議会議員(日本維新の会)上田かずきです。
本日は「長期にわたる権力がどのような腐敗を生み出すか」について取り上げます。
記事にもある通り、企業の経営者目線で見ても、「長期政権」は業績の悪化を引き起こすなど、良い影響よりも悪い影響の方が大きいというデータがあります。発言力がある、リーダーシップがあるカリスマ社長であれば周囲が“まだ頑張ってほしい”という気持ちもよくわかります。しかし、トップがいつまでも変わらないと経営者層のポストがいつまでも空かず、結局は若手社員の目指すポジションを潰し、優秀な後継者が育たなくなることに繋がるのです。
この話は企業の世界だけではなく、政治でも同じだと感じます。
日本の企業には満65歳という定年制度が定められていますが、政治にはそのような制度はありません。加えて、議員年数が長いこと=偉いとされる風潮も相まって、「何かを成し遂げた」ことよりも「長く勤めあげた」ことが、私たち政治家の価値、と評価されるような考え方は変えないといけないと思います。
議員定年制の導入も、今後検討するべき余地があるのではないでしょうか。
日本維新の会 上田かずき