3/13 いつか、必ず”介護を受ける側”になる。QOLを上げるには? (上田かずきのPickup News)

本日のPickup

ミキサー食は泣くほど嫌?介護士が研修でわかった患者さんの気持ち【漫画】

https://www.heartpage.jp/contents/magazine/08-00927

上田かずきのワンポイント解説

私も含め、若い人は人生が永遠に、健康に続くと、大いなる勘違いをしがちです。しかし、誰もが平等に老いていき、いつか介護を受けなければ、生きていけない立場になります。
そのときでも人間の尊厳、そして生きがいを感じながら生きていくには、何をすればいいか。農大出身の私として、興味深いのが”食”。
本記事では、いかにミキサー食がイマイチか…ということが書かれていますが、ポイントは最後にあります。

食事形態の変更は患者さんのためではありますが、危険を避けるための予防的な措置だったりするケースも。職員がついていればゆっくり噛んでしっかり飲み込める方も多くいます。
食べることは元気のもと。見守りや声掛けを増やせば、できるだけ形のあるものを食べてもらえます。私たち介護職員のがんばりどころですね。

つまり、職員が不足すると、本来ミキサー食のような形態をとらなくてもいい人であっても、リスク回避のため、食の楽しみが奪われていく。これが、現実です。(もちろん、誰も悪くありません)
この現状を直視すれば、少子化対策が子育て世代だけの問題ではないこと、そして介護時におけるQOLの向上に向けた取り組みの重要性が、わかるのではないでしょうか。
政治として、高齢化社会に向き合うというのは、高齢者の幸せと向き合うこと。今日も街頭に立ちながら、皆様に訴えさせていただきます。

日本維新の会 上田かずき

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