1/17 起業家は国内で育たないのか?(上田かずきのPickup News)

本日のPickup

経産省、起業家1000人を仏とイスラエルなどに派遣 スタートアップ育成へ
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/265793

上田かずきのワンポイント解説

私の好きな言葉で「最良の敵は、良である」というのがあります。まさに今回はそれを体現したような政策だな、と感じたのでシェア。まず、そもそも様々な地域に若手起業家を派遣し、刺激を受けてもらうこと。これ自体は賛成です。しかし、これを政治として優先して取り組むべきか?はかなり疑義です。そもそも”若手、1000人の起業家”をどうやって選ぶのか、基準を作るのが難しい。次に、選ぶプロセスも確実に手間がある(役所にとっても、起業家にとっても)。最後に、何を学んでいくべきなのかが不明瞭で、行ったら学べるやろ~はさすがに厳しい。
起業家として生きてきた僕からすれば、とにかく”マッチング”の機会を増やすべきだと思いますが。特に、地方の有力者と呼ばれる、代々経営してきた人と、スタートアップの人が友達になることで、双方に学び合うところがたくさん出てくるものです。結果、地方創生・活力にもつながるはず。まずは国内同士のマッチングの不足を、もっと政治で後押しするべきではないでしょうか。

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