7/24 どう立ち向かえばいい?マンション“2つの老い(上田かずきのPickup News)

本日のPickup

どう立ち向かえばいい? マンション“2つの老い”
https://www.nhk.or.jp/minplus/0143/topic003.html 

上田かずきのワンポイント解説

東京都中央区議会議員(日本維新の会)上田かずきです。
本日は「マンションの課題」について取り上げます。

この記事では、“古くなった”マンションの管理について取り上げられています。

この記事によると、マンションには“2つの老い”があると取り上げています。
1つは「老朽化」による建物の劣化や多額の修繕費などの問題地、住民や部屋の所有者の「高齢化」による認知症のトラブルや孤独死などの問題との事です。
なお、1983年以前に建てられた6戸以上のマンションを対象に管理状況の届出制度を20年に開始したが、届け出たマンションのうち16%で「管理者がいない」「修繕計画がない」などの“管理不全”の兆候がみられたそうです。

なぜこんな事になったのか。ポイントは「当事者意識を持たない人が多く、協力者がいない。問題を先送りした事により、マンション全体に“あきらめ”が少しずつ広がっていった」という点です。
どんなに想いがある人がいても、協力者がいなければ合議制のマンション管理組合は機能せず、いつかあきらめの境地に変わっていきます。

また決して老朽化したマンションの住人だけにフォーカスせず、新たに入居する若い世代も協力者として捉えるべきだという観点も面白く感じました。

取材後記にも”問題の先送り”が指摘されていますが、政治も、行政も、全く同じです。
痛みは、大きくなってから対処するのが、一番大変です。未然に防ぐことの重要性を、改めて考えていきたいと思います。

日本維新の会 上田かずき

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