1/5 上位0.1%が全資産の2割弱を有する世界(上田かずきのPickup News)

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トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
温暖化との闘いは「超富裕層の資産と収入」を大幅に削減することから始まる

温暖化との闘いは「超富裕層の資産と収入」を大幅に削減することから始まる | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

上田かずきのワンポイント解説

世界の富の偏在は、コロナ以降さらに加速しています。「世界の上位0.1%の超富裕層だけで80兆ユーロほどの金融資産と不動産を保有しており、これは世界の全資産の19%強に当たる(世界全体のGDPの1年分に相当)」これが現実です。だからこそ、日本人同士で、あるいは隣人同士で嫉妬し合うことに、本質的な意味はありません。超・富裕層には適切な分配を要求する(それでも十二分に贅沢三昧はできます)。その富を、しっかり国民全体の福祉のために使っていく。このような決断が、政治には求められています。

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