上田の前提:未来志向の起業家が集まる街を目指すべき
中央区は23区で最も若い人が多く流入しています。これは、中央区に魅力があるからこそ。しかし、現状では、夢を持って起業する若者が中央区でビジネスを始める土壌が十分に整っているとは言えません。
①スタートアップ支援の現状
上田の課題:中央区発のスタートアップが少ない
先日、渋谷で開催されたスタートアップのイベントに参加した際、大変残念なことに、中央区内在住者の会社は一つもありませんでした。参加者からは「中央区は老舗の街というイメージで、スタートアップの街という印象はない」という声も聞かれました。
中央区長の見解:起業家塾等の支援は行っている
中央区では、起業家塾などを開催し、起業家の育成に力を入れています。日本橋を中心に、過去10年で800から1,000社ほどのスタートアップ企業が集積しています。また、ビジネスマッチングフェアなどを通して、企業間の連携を促進しています。
上田の想い:スタートアップ支援こそ、少子化対策に並ぶ重要施策
少子化対策はもちろん重要ですが、同時に、高い生産性と付加価値を生み出す起業家やイノベーターを育成することも、日本の未来を担う上で不可欠です。都心区である中央区には、スタートアップを支援し、彼らが活躍できる環境を整える責務があるのではないでしょうか。
②中央区におけるスタートアップ支援の未来
上田の課題:現状の支援策では不十分
現状の産業振興施策は、すべての企業に平等に支援を行うというものです。しかし、本当に将来性のあるスタートアップを育成し、IPOまで導くためには、コンテストなどを開催し、選抜された企業に重点的に投資を行う必要があります。
中央区長の見解:デジタル化による変化に対応していく必要がある
兜町をはじめとする金融街は、デジタル化の影響で人が減少しています。この状況に対応し、中央区の企業力を維持・向上させるためには、渋沢栄一の精神を見習い、新しい時代に対応した起業を促進していく必要があります。
上田の想い:未来志向の経営者が集まる街に
中央区には、歴史と伝統のある企業だけでなく、未来志向のスタートアップが集い、共に成長していく環境が必要です。区として、スタートアップ支援に積極的に取り組み、令和6年度予算では、スタートアップ、ベンチャー向けの予算を新たに設定することを強く要望します。
私は、中央区が「中央区ドリーム」を実現できる街になると信じています。区長をはじめ、区民の皆様と共に、中央区の未来を創造していきたいと考えています。
令和6年3月25日 予算委員会統括質疑
※本文は生成AI(Gemini)を用いて読みやすくなるように編集を行っています。原文を知りたい方はこちらからご覧ください