上田の前提: 区役所職員について
中央区役所の職員の皆様は、区民生活を支える重要な役割を担っています。日々の業務に尽力されていることに心から感謝申し上げます。今回は、職員の働き方改革、特に管理職のなり手不足という課題について質問しました。
上田の課題①:なぜ管理職になりたがらないのか?
議会で取り上げたところ、中央区では管理職、特に課長職のなり手不足が深刻化している現状が明らかになりました。受験者数が少ない理由として、以下のような点が考えられます。
・多忙な勤務環境
・昇給幅の小ささ
・責任と給与のアンバランス
これらの要因が、職員のモチベーション低下や管理職への意欲減退に繋がっている可能性は否定できません。
中央区の見解①: 管理職の重要性を認識し、処遇改善に取り組む
区長からは、管理職の重要性、区への貢献に対する感謝の意が示されました。また、仕事の魅力を高め、処遇改善と同時に生きがい、やりがいを感じてもらえるような施策を検討していくとのことでした。
上田の想い①:職員の99%が管理職を希望しない現状を打破したい
職員アンケートによると、管理職を希望する職員はわずか1%という衝撃的な結果が出ています。これは、99%の職員が管理職に魅力を感じていないということを意味します。区長と管理職希望者を増やしたいという認識は一致しているので、具体的な対策を早急に進めていく必要があります。
上田の課題②: 管理職の宿直勤務は必要なのか?
管理職希望者を増やすためには、不要な業務を削減することが重要です。特に、管理職に2ヶ月に1回課せられている「宿直勤務」は大きな負担となっています。子育て中等で宿直勤務ができないために管理職を希望しない職員もいると考えられます。この負担を軽減できないでしょうか。
また、管理職を除く職員でも、1451名中210名が残業月60時間以上という長時間労働を強いられています。率にして14.5%は異常であり、早急な改善が必要です。
中央区の見解②: 防災危機管理上、宿直勤務は必要
区からは、防災危機管理の観点から、火災状況の確認や即応体制の維持のために宿直勤務は必要であるとの見解が示されました。また、時期的に忙しい職員への対応策を検討していくとのことでした。
上田の想い②: 宿直勤務のあり方を見直し、職員の負担軽減を図る
宿直勤務の負担軽減策として、区役所に近いホテルへの宿泊費補助などを提案しました。現在の宿直場所は薄暗く、宿泊に適しているとは言えません。職員の負担を軽減し、より快適な環境で勤務できるよう、引き続き改善を要望していきます。
上田の課題③: 職員研修の予算は十分か?
職員研修は、スキルアップやモチベーション向上に不可欠です。中央区では令和4年度に440回の研修が実施されていますが、予算は十分なのでしょうか?
中央区の見解③: 予算は中央区独自の研修のみで、特別区研修は含まない
区からは、予算に計上されているのは中央区独自の研修のみで、特別区研修は含まれていないとの説明がありました。また、今後は参加意欲が高まる研修を実施していくとのことでした。
上田の想い③: 研修内容の充実とともに、予算確保も必要
職員のスキルアップは区民サービスの向上に直結します。研修内容の充実とともに、予算の確保も重要な課題です。
まとめ: 職員が働きがいを感じられる中央区へ
中央区役所の職員一人ひとりが、誇りを持って働ける環境を作ることは、区民サービスの向上に繋がると信じています。管理職のなり手不足解消、働き方改革など、課題は山積していますが、職員の皆様の声に耳を傾け、より良い中央区を目指して取り組んでまいります。
令和6年3月8日 予算委員会(企画総務)
※本文は生成AI(Gemini)を用いて読みやすくなるように編集を行っています。原文を知りたい方はこちらからご覧ください