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議会質疑

教員の質向上:研修内容と方法の見直しによる教育改革

上田の課題:教員の資質向上が重要

中央区は学校施設の充実など、教育環境の整備に力を入れていますが、真に質の高い教育を実現するためには、教員の資質向上こそが重要です。
そこで、教員研修の内容と方法について、具体的な提案をさせていただきます。
教員研修の改善:双方向の学び合いを促進
Q. 中央区では、教員の必須研修は16種類ありますが、研修内容だけでなく、方法も見直すべきではないでしょうか? アクティブ・ラーニングのような、教員同士が主体的に参加し、学び合える研修を導入してはいかがでしょうか?

中央区の見解:多様な研修を通して資質向上を目指す

中央区では、異動数や経験年数に応じた研修に加え、職務に応じた連絡会などを実施しています。
これらの研修では、講義だけでなく、
授業における効果的な指導方法
生活指導の課題解決に向けた取り組み
など、教員同士が経験を共有し、学び合える仕組みを取り入れています。
また、一部の研修では、タブレット等を活用し、意見交換を活性化しています。
今後は、研修内容と方法を改善し、教員の資質能力を高めていきます。

上田の想い:教員研修に双方向のコミュニケーションを取り入れるべき

先生方のモチベーションを高め、主体的な学びを促進するためには、研修方法の改善が不可欠です。
子供たちは、アクティブ・ラーニングを通して、異なる考え方に触れ、対話しながら学びを深めています。
教員研修においても、講義形式だけでなく、グループワークやディスカッションなど、双方向のコミュニケーションを取り入れた研修を導入することで、先生方の主体性や協調性を育むことができるのではないでしょうか?
具体的な例として、「初異動1年目研修会」では、初めて他区から異動してくる先生方が、
中央区の教育で素晴らしいと感じていること
逆に、他区で良かった教育内容で、自分の学校ではまだできていないこと
を話し合い、学びと気づきの場とするのはいかがでしょうか?
多様な経験を持つ先生方が、互いの知識や経験を共有し、学び合うことで、中央区の教育はさらに発展すると考えます。

上田の課題:研修の学びをICTで蓄積・共有し、活用を促進すべき

Q. 研修での学びを一過性にしないために、ICT等を活用し、議論の過程を毎年蓄積し、必要に応じて情報を取り出せるようにしてはいかがでしょうか?
研修で得られた貴重な知識や経験を、組織全体で共有し、活用していく仕組みが必要です。
ICTを活用することで、研修内容や議論の記録をデータベース化し、誰でも簡単にアクセスできる環境を構築することができます。
これにより、先生方は過去の研修内容を参考にしたり、他の学校の取り組みを参考にしたりすることができます。

中央区の見解:研修内容と研修方法を改善し資質能力を高めていく

貴重なご意見ありがとうございます。ICTを活用した研修成果の蓄積と共有は、大変有効だと思う。
具体的には、研修内容を動画で記録し、オンラインで共有したり、研修で作成した資料やレポートをデータベース化し、キーワード検索で簡単にアクセスできるようにしたりすることを検討したい。

上田の想い:教員同士の対話とICT活用を通して、教員の質向上を目指してほしい

教員の質向上には、働き方改革や給与といった衛生要因だけでなく、教員同士の対話機会を生み出すことによる動機付け要因も重要です。
教員研修の内容と方法を見直し、教員同士が学び合える場を提供することで、教育の質向上を目指します。
ICTを活用し、研修の成果を蓄積・共有することで、継続的な教育改善を促進します。
教員一人ひとりの成長を支援し、組織全体の力を高めることで、子供たちの未来を拓く、より質の高い教育を実現できると信じています。

令和5年11月22日第四回定例会(一般質問)

※本文は生成AI(Gemini)を用いて読みやすくなるように編集を行っています。原文を知りたい方はこちらからご覧ください

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教師目線

教師目線

元SAPIX講師の観点

上田かずきは栄光ゼミナール・サピックス(SAPIX)講師として、合計8年間、中学受験の最前線で教鞭をとってきました。その経験を活かし、教育行政をより良いものに、変えていきます。

  1. 上田かずきの統括質疑(これからの教育)

  2. 決算特別委員会注目ポイント②「企画・総務費」

  3. 晴海西小学校の児童数増加問題とその対応

  4. 教育手法の革新と中央区の未来

  5. 中央区のICT活用教員の負担軽減について

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