【上田かずきの課題認識①】
今回提示されている、令和5年度学習力サポートテストの結果に基づく授業改善に向けた取組の意識調査のところにおいて質問です。将来の夢あるいは将来のビジョン、いわゆるTobeに向けた未来に対しての質問というのは何か設定をされているのか、これをお伺いしたいと思います。
【中央区の見解①】
意識調査のところで「あなたの発言はクラスみんなを動かす力があると思いますか」という項目がある。具体的に将来の夢というところはないが、全国学力・学習状況調査の中では、将来の夢や目標を持っていますかという意識調査はある。参考までに言うと、中央区の子供たちは、全国や東京都と比べて高い数字で当てはまるので、目標を持っている児童生徒が多いと考えられる。
こういったところで、学習力サポートテストと重なるような質問をしても、なかなかそこはよくないかなというところもあるので、こういった意識調査も活用しながら、平均正答率だけではなく、こういったところの意識とどういうふうな違いがあるのか、あるいは読書活動と学力はどういう関係があるのかということは、分析をしていく必要があると思う。(小林指導室長)
【上田かずきの課題認識②】
もう1点伺います。令和5年度学習力サポートテストの結果に基づく授業改善に向けた取組でどのようなことを行っていくのかを、教育委員会発行の広報誌「かがやき」でどのように共有をしていくのかご回答ください。
【中央区の見解②】
結果については、例えば、朝食を取っていますかというところは、教育委員会内でも共有をしていかなければいけないと思うし、ほかの区長部局でも、朝食を取っているかどうか、食育の関係とかが出てくるところもあのでる、必要な情報は提供している。(小林指導室長)
【上田かずきの想い】
意識調査の件を質問した理由は、教育とは“勉強ができるようにすること”よりも“勉強を楽しめるようにする”ことのほうが重要だと思うからです。例えば、理科はつながりを感じることで楽しくなります。実は中央区で最も成績がふるわないのは理科です。元SAPIXの理科科講師として、また教育現場を知る当事者としての目線で、質疑を重ねていきます。
また、後半を改めて見返すと、質疑がかみあっていませんね(汗)
せっかく作成している教育広報誌に、区内の子どもたちの状況を記載していくことは重要だと感じています。見やすく、わかりやすい情報発信の在り方を、ともに考えていきます。
令和5年11月9日 区民文教委員会