上田かずきは“日本維新の会”の所属議員です。
なぜこの政党を選んだのかについて、少し解説させていただければと思います。
そもそも、無所属という方法もあります。実際、地方議員は無所属の方も多いです。
しかし地方議会では変えられないこともたくさんあります。その際、声を上げるためには国政政党に所属するべきではないか、と政治家になるタイミングで考えました。
政党所属ですと、いろいろとご意見をいただくこともあります。ただ、僕は“満点”の政党はなく、“消去法”で最も可能性があるところに所属するべきだと思い、最終的に日本維新の会と決めました。
日本維新の会は、設立からわずか10年足らずで比例票を約785万票、得票率にして14.8%をお預かりする政党となりました。戦後の政治史において、これだけ短期間に想いをお預かりする政党は、未だありません。
さらに地方議員と国会議員の垣根が少ない維新は、お互いを「さん付けで呼び合う」ようなフラットな関係性をもつほか、代表選挙も“党員も国会議員も1人1票”という、他党では考えられないような仕組みを有しています。
政策も合理的・論理的かつ未来志向を標榜。実際に402個ある政策パッケージに対し、個別に解説した資料が全公開されているのは、すべての政党を見渡しても日本維新の会だけでしょう。
確かに、候補者の不祥事や組織のガバナンス問題があることは事実です。
ただそれでも、これから10年かけて政党としてもっと成長する伸びしろは大いにあると信じています。
そして僕自身、政党の批判をするのではなく、内部でしっかり声を上げ、改善を図っていきます。
上田かずきは「イデオロギーによらない第三極」という存在は、今後の日本の政治では極めて重要だと考えています。“保守・伝統”を重んじる自民党および公明党、“リベラル・弱者救済”を大切にする立憲民主党および共産党、この二大政党制だけではすくいきれない民意を、“未来志向・行政改革”を旗印に掲げる私たちがつくっていきたいと思います。
そして、中期的には第1党・第2党いずれも過半数は行かない状態となると予測しています。
だからこそ議案ごとに「第1党と第3党がくっついたから通った」「第1党がやりたいって言ったけど、第2党と第3党が連携して止めた」という政治が実現することで、多様な世論を反映しながら、誤った強引な意志決定がされない民主主義が実現すると考えています。
最後に、維新は「政治家の地位と収入に固執せず、民間でも活躍できる力を持つ人材を政治の世界に送り込むこと」を大切にしています。政治家は使い捨て、政治は手段でいい、と割り切れる人を集め、真に必要な改革を実現する。この理念に賛同しているから、私は日本維新の会に所属しております。