【上田かずきの課題認識】
今回、学校の移転により影響が出るのは、幼稚園に在勤あるいは通園している子供たちだけではなく、その周辺に住んでいる住民たちです。だからこそ、早めの告知、周知が重要だと思います。どのように周知をしていくのか、その計画についてご教示ください。
【中央区の見解】
久松幼稚園の移転に関しては、令和3年4月の区民文教委員会にて報告し、4月から5月にかけて地元の町会、常盤小学校の保護者、久松幼稚園、小学校の保護者、最終的には令和3年7月に地域説明会という形で、今回の移転のスケジュール、幼稚園の運営、小学校の運営について今後どう変わっていくのかということを既に説明している。この内容については、区のホームページにて、既に公開させていただいているような状況となっている。(岡地学校施設課長)
関係者へのより細かな説明ということだが、教育委員会では、町会、あるいは現在、小学校、中学校、それから幼稚園に通学している各保護者世帯に配布している教育広報紙「かがやき」というものがあるので、この中できめ細かく内容をお知らせする。また、当該の久松幼稚園に未就園児の会がある。これは、今後、久松幼稚園などに入園を希望しているような方々が久松幼稚園との関わりを持っているので、そういった方々、保護者に対してもより深く説明をしていきたい。(俣野庶務課長)
【上田かずきの想い】
保護者は当事者なので、当然、自発的に調べたり、キチンと情報収取することはあると思いますが、子供がいない世帯や、最近引っ越してきた方々にとっては、寝耳に水…となりかねません。今の区の制度ではプッシュ型とはいえず、自ら情報を引き出さなければならない点に課題があります。かがやきを含めた区の広報誌は個別配送を行っていませんし、中央区のHPを毎週見ている人など、ほぼいないでしょう。より強い、具体的なアプローチが必要だと考え、本件は継続的に取り上げていきます。
令和5年6月27日 区民文教委員会