ベビーシッター助成が月12⇒20時間へ拡大!
【上田かずきの課題認識】
ベビーシッター助成事業について、この度、補正予算案に示されました“月20時間”という上限値の緩和について、高く評価をしております。先日の予算委員会で私が申し上げた「月2日、計画的に使うには12時間では少ない」というリアルな実態を踏まえ、判断いただけたものと思います。感謝申し上げます。
一方で、緊急対応枠について、考え方は理解いたしますが、メリット・デメリットを慎重に見極めなければならないと思っています。そこで質問です。ここにおける“緊急対応”とは具体的にどのような事態を指しているか、お示しください。
【中央区の見解】
基本的には、現在の「緊急一時保育援助事業」に準じ、病気や死亡、親族の疾病等により看護または介護にあたる場合、裁判員として従事する場合が該当する。区のセーフティネットとして困っている人を救いたいと考えており、概ね利用者は60名程度と想定している。
【上田かずきの想い】
私としては“やむを得ず”仕事がある等も対象に含むべきと考えます。なぜなら、病気等であれば親族などの理解も得やすいですが、仕事はどうしても周りに頼りづらい、という実態があるからです。特に会計士や運送業者、私たち政治家もそうですが“忙しい時期”が外部環境により決まっており、保育が難しくなる時期があります。これらの仕事従事者に対するケアは、“働くと子育ての両立を支援する”という観点から、大変重要だと思います。今後に向け要件の見直しを、要望いたします。
東京都中央区議会 子ども子育て・高齢者対策特別委員会 令和6年6月17日