中央区独自の“幅を広げる鍵となれ!特認校”の在り方について、多様な選択肢をつくろう!
【上田かずきの課題認識】
私は、特認校は「通学区域に関係なく、希望により就学できる」という特徴を利用し、
公立小学校の中においても、保護者ニーズに合わせた多様な選択肢を示せる可能性だと考えます。
もちろん、私立小学校ほどのことはできないにしても、よりわかりやすく、
保護者と子どもたちが特認校を選びやすくする仕掛けは必要だと考えます。
そのことが、地域によってかなりギリギリのキャパシティになっている区域の改善にも資するはずです。
上記を踏まえ、特認校の今後の在り方について、現在の中央区の見解を伺います。
【中央区の見解】
選ばれる学校にしていくことは教育委員会としても理解はしているが、中央区の学校はどれも、地域に根差しており、特色を出すにしても、地域とのコミュニケーションが重要だと考えている。テクニックで考えるのではなく、慎重に検討していく必要があると考えている。
【上田かずきの想い】
特認校とは、中央区独自の制度で「通学区域に関係なく、希望により就学できる小学校」で、中央区内に5校あります。僕はこの特認校を、多様な選択肢の受け皿として活用するべきだ、そしてそのためにはカリキュラムそのものを全国均一から外すことができる、教育課程特例校としていくべきだと考えています。中央区側としては“慎重に考える”にとどまり、なかなかすぐに動き出せる状況ではなさそうですが、すでに定員割れに近くなっている泰明小学校、および京橋築地小学校の状況を鑑みれば、速やかに検討を進める必要があると考えており、今後も要望を続けていきます。
東京都中央区議会区民文教委員会 令和6年6月10日