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議会質疑

中央区のスタートアップ支援を、民間と連携して実現しよう!

中央区のスタートアップ支援を、民間と連携して実現しよう!

【上田かずきの課題認識】

スタートアップ支援については昨年に引き続き、予算委員会でも中央区長から”先端性を持って取り組む”というご答弁をいただきましたので、より具現化するために、質疑を行っていきたいと思います。

私は、スタートアップが成長するのに必要なことは、どこまで行っても人、すなわち出会いだと感じています。想いを共有する仲間を増やすためには、出会いの数を増やし、偶然の出会いを、必然の出会いに変えていく必要があり、これは重要なスタートアップ支援の手法です。
さらに元気あるスタートアッパーたちと出会うことで、地元企業の人たちもいろいろと気づきや学び、シナジーがある場所をつくれるのではないか、と考えます。
そこで質問です。中央区には現状、中央区が絡むイベントがありません。これらを中央区として上記のようなイベントを主導することももちろん1つですが、民間事業者の後押しというやり方もあります。
仮に民間事業者が主体的になり、スタートアップと地元企業が協力して、街を盛り上げていくような取り組みが企画された場合、私は中央区の後援という形で信頼性を担保したり、中央区保有施設の貸し出しなどが効果的だと考えますが、いかがでしょうか。

【中央区の見解】

創業支援については、すでに起業家塾やビジネス交流フェアを中央区として取り組んでいる。
今後、民間団体であっても、中央区の方向性と合致し、中央区内企業の利益に繋がり、かつ営利目的ではないのであれば、後援や中央区保有施設の貸し出し、減免による利用についても検討ができる。

【上田かずきの想い】

中央区側からはおおむね、前向きな回答を頂けました。現状の支援ではスタートアップが入りづらく、新たな取り組みを、よりフレキシブルに、かつスピード感をもって民間事業者と連携しながら実現していきたいと思っています。なお、質疑の中で“創業者”と“スタートアップ”が混ざっている答弁が見受けられました。僕は創業支援ももちろん必要ですが、将来に繋がる、スタートアップへの優先的な支援が重要だと考えています。


東京都中央区議会区民文教委員会 令和6年6月10日

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社長目線

社長目線

起業家・上場準備会社取締役の経験

現在、上田かずきは”複業政治家”として、上場準備会社の社外取締役をはじめ、複数社の顧問として活躍。さらに自らもマーケティング会社を経営しています。中小企業・スタートアップの支援のためには、当事者の目線が不可欠だと考えています。

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