①議会の様子について
5月26日に議長など、役職者が決定されました。6月20日頃から定例会が行われ、次々と審議が進んでいきます。これらの流れを決めるのは、与党であり最大会派である自民党が、幹事長を中心に行っていきます。
私たち維新は白須区議が離党し1人会派となりました。(会派とは、議会単位で行われるグループで、党派とは異なります)。残念ながら議会では、選挙時の得票数はほぼ考慮されず、純粋に議席数によって民意の反映が行われます。そのため、厳しい船出となりましたが、めげずに取り組んでいきます。
②委員会の決定について
さて、中央区議会では、1人あたり2つの委員会(議会に上げる前の、専門的審議を行う場所)に所属します。上田かずきは今年度、転入手続きや区民館運営、そして学校教育など、区民生活に直結する分野を扱う区民文教委員会、観光の活性化や産業振興を、主にソフト面から考えていく地域活性化対策特別委員会の2つで決定しました。
どちらも注目が高い分野ですので、しっかり学びながら発信を強化していきます。
③上田かずきの取り組み
最後に、区議会で前例がない、上田かずき独自の取り組みをご紹介します。
私は新人議員への研修会が、他区に比べて脆弱(あくまで概要説明のみ)だと感じたことから、議会局や幹事長に相談しながら、数日間にわたる包括的な議員研修の企画・設計を行っています。私に限らず、行政経験がない人が政治に入ることはメリットもありますが、活躍するためには行政の流れを知る必要があります。
今回の取り組みを一過性にせず、制度として整備し、継続できる仕組みとして創り上げてまいります。
<議会人としての初陣を終えて>
議会がいよいよ始まりました。当然、驚くほど古い点や違和感を感じる点は多々ある、というのが率直な感想です。とはいえ、私は新人であり、区議会に2人しかいない“平成世代”の1人でもあります。まずは先人たちの考え方を知り、その意図を理解するように努めています。
単に壊すことを目的とせず、より良い議会の在り方のために、何を発信し、どのように行動すればいいのか。考えながら、前に進んでいきます。これからもご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。